いかに事務局の対応が遅くとも出店計画は着々と計画通りに進む。
しかし補助事業として事業計画を作成したにもかかわらず、補助金が決定しないという状況は不安でしかない!
既に物件取得費、内装工事費、機器購入代で5000万近い費用を補助金が出る前提で支払い済み。
早く補助金交付決定を受けて融資を受けなければ計算上の運転資金はギリギリである。
お店はグランドオープンであるが、最初から広告費、人件費を削らざるを得ない。
人件費が割高なティーチングプロの雇用も補助金が交付決定するまでは見合わせとし、ゴルフコーチがいない、つまりゴルフスクールとしてのメニューが無い単なるインドアゴルフ練習場として開業せざるを得なくなった。
交付決定されれば本来の営業ができると儚い希望を持ちつつも、なかなか増えない会員数に心を痛め、金策に駆けずり回る日々。
本業も、再構築事業も、どちらも中途半端になってしまった。
予想通りに進まない会員募集、運転資金確保の為、本業の営業も精一杯行い再構築事業の赤字補填。必死に生き延び体重は15kg減、ふと気付けば差戻しを受け「取得財産に係る誓約書」を提出してから3ヶ月、相変わらず事務局は音沙汰無しである。
いよいよ具体的な倒産時期が見えてきた!
2023年6月2〇日:事務局コールセンターへ進捗確認電話
私:「前回差戻しから3ヶ月半、何も音沙汰がないがいったいどうなっているのか?」
事務局:「連絡を受けた記録を残した。返答まで2週間待って欲しい。」
2023年7月〇日:事務局コールセンターへ進捗確認電話
私:「2週間待ったが連絡が来ない!どうなっているのか?」
事務局:「事務局か、コールセンターから連絡するので2営業日待って欲しい。」
それでも電話は来ない!
2023年7月2〇日:事務局コールセンターへ強烈なクレーム電話
私:「事務局は忙しいの一点張りだか、いい加減に進捗がなければこちらは倒産してしまう。この遅さでは完了報告の期日も過ぎてしまう可能性がある。いい加減に対応して欲しい!」
事務局:「折り返し担当者より電話するので待って欲しい。」
私:「もうその手には乗れない。いつ担当者から電話がくるのか、今教えて欲しい。」
事務局:「今日中に折り返し電話するよう手配しました。」
そして交付申請から7ヶ月後、ようやく事務局の審査担当K氏と電話で話すことが出来たのである。